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JDAーDATお知らせ

第11回リーダー育成・第6回リーダースキルアップオンライン研修案内

下記の開催要項をご確認の上、申込書兼受講者調書をダウンロードして必要事項に記入し、福岡県栄養士会事務局までご提出ください。
期間は8月末日までとなります。

JDAーDATスタッフになるためには

JDAーDATスタッフ

日本栄養士会災害支援チーム(JDA-DAT)スタッフ研修要領に基づいた、研修を受講する必要があります。
研修会の日程等については、研修案内にてご確認ください。

日本栄養士会災害支援チーム(JDA-DAT)スタッフ研修要領 (平成24年1月28日)

1 目 的

「日本栄養士会災害支援チーム(The Japan Dietetic Association-Disaster Assistance Team)(以下「JDA-DAT」という。)運営要綱」(以下「要綱」という。)に基づき登録するJDADATスタッフ(以下「スタッフ」という。)の養成及び教育を実施するにあたり、要綱の目的や内容が確実に達成できるスタッフを育成するための研修内容を定める。

2 実施者

日本栄養士会及びJDA-DAT指定栄養士会(以下「指定栄養士会」という。)

3 受講対象者

(1)養成研修

災害支援経験者又は管理栄養士(栄養士)として5年以上の活動(就業)経験者

(2)教育研修

スタッフに登録されている者

4 研修目標

(1)災害時の栄養・食生活支援の基本について説明できる。

(2)日本栄養士会災害支援チーム(JDA-DAT)の必要性及び具体的な役割について説明できる。

(3)JDA-DATとして自己完結型支援の必要性及び準備品等について説明できる。

(4)机上シミュレーションや演習をとおしてJDA-DATとしての行動ができる。

5 研修内容及び時間

(1)養成研修(18時間、内6時間は訓練・演習研修)

ア 災害への理解(180分)

JDA-DATの意義と役割、関連法令、災害時の実際

イ 栄養アセスメント(360分)

栄養・食生活面の要援護者のためのアセスメント及び指導

ウ コミュニケーションスキル(180分)

被災害者を理解し、精神・心理面を注意したコミュニケーションのあり方

エ 臨機応変の対応能力(180分)

その場の状況を把握し、即対応する能力 自身の健康・安全管理

オ 応急措置・救急(180分)

その場で発生する生命(健康)危機管理時の対応能力

(2)教育研修(6時間、内3時間は訓練・演習研修)

ア 栄養アセスメント及びコミュニケーションスキル(180分)

最新の情報に基づく栄養アセスメント及びコミュニケーションのあり方

イ 臨機応変の対応能力、応急措置・救急(180分)

状況を把握及び即対応能力の向上

6 開催回数

(1)養成研修

スタッフの養成計画等に基づき、必要に応じて開催する。

(2)教育研修

スタッフを養成した日本栄養士会及び指定栄養士会は、スタッフの再教育研修として、それぞれ年1回以上開催する。

7 条 件

要綱第7条に基づくスタッフの登録を継続するための再教育研修として、2年に1回以上日本栄養士会又は指定栄養士会の主催する教育研修を受講しなければならないこととする。

8 経費の負担

日本栄養士会及び指定栄養士会が主催する研修会に係る経費については、それぞれが負担する。
ただし、受講者に対する費用負担の設定については、それぞれの判断によることとする。

附 則

この要領は、平成24年1月28日から施行する。

公益社団法人 福岡県栄養士会災害支援体制図

公益社団法人福岡県栄養士会災害支援・復興対策本部設置運営要綱
(制定・施行 平成29年12月6日日)

(目的)
第1条
この要綱は、健康危機管理の活動を行うことにより、風水害・地震・渇水等の非常時における体制の整備、会員及び地域住民への啓発等につき公益社団法人福岡県栄養士会(以下「福岡県栄養士会」という。)が災害発生直後の早い時期から行政と連絡調整をとりながら栄養・食生活の支援・食材物資の調達などをよりスムーズに多職種と連携しながら迅速かつ効果的な栄養支援ができることを目的とする。

(実施主体)
第2条
運営の実施主体は福岡県栄養士会とする。ただし、運営の一部等を適切な運営ができると認められる協賛業者に委託することができる。(運送及び発送)

(福岡県栄養士会災害対策本部(以下「災害対策本部」という。)設置)
第3条
福岡県栄養士会会長は風水害・地震・渇水(以下「災害等」という。)状況に応じて早急に災害対策本部を設置するものとする。

(災害対策本部の組織)
(別紙災害対策本部委員名簿)
第4条
災害対策本部の組織は、次の各号に定めるところによる。
(1) 本部は本部長、副本部長、及び総合対策長を持って組織する。
(2) 本部長は福岡県栄養士会の会長の職にあるものをもって充てる。
(3) 副本部長は福岡県栄養士会の副会長及び常任理事の職にあるものをもって充てる。
(4) 総合対策長はJDA-DATの登録者で会長が任命したものを職に充てる。
(5) 支部長は災害対策本部の本部会議に理事の職に充てる。
(6) 支部長を各支部の統括責任者とし、委員は企画運営委員の職にあるものをもって充てる。(連絡網を別表第1号様式に沿って作成する)

(指揮監督)
第5条
1 本部長は、災害対策本部全体を総指揮監督する。
2 副本部長は本部長を補佐し、本部長不在の場合は本部長の代行を務めねばならならない。
3 総合対策長は多職種と連携しながら本部長・副本部長を補佐しなければならない。
4 各支部長は支部の企画運営委員を統括しなければならない。

(報告)
第6条
1 記録者は災害状況及び災害活動状況を災害発生状況報告書(別表第2号様式)により副本部長に報告し、副本部長は本部長に報告するものとする。
2 報告を行ったときは報告先、報告事項の記録を行い、かつ保存すること。

(対策本部の解散)
第7条
本部長は、災害対策活動が終了した場合は災害の発生するおそれがなく、栄養支援ができたと認められた場合は災害対策本部を解散する。

(補則)
第8条
この要綱に定めるもののほか、施行に関して必要な事項は会長が別に定めるものとする。

災害時に求められる管理栄養士・栄養士

災害対策活動は、何をすればいいの?

地域防災の考え方は、自助・共助・公助を基本としています。災害発生時に自助・共助・公助が円滑に行われるように、平時から備蓄等により災害に備えるとともに、施設等における情報共有、近隣施設との連携を密にしておきましょう。

また、本会においては「福岡県栄養士会災害支援体制」を構築しています。
災害時には福岡県及び関係市町村災害対策本部等の行政機関と連携し、災害対策活動を行いましょう。
さらに、災害時には各支部の支部長と連絡をとりましょう。

災害時の取り組みについては、日本栄養士会災害支援チーム活動マニュアルが日本栄養士会ホームページにも掲載されています。
平時に確認しておきましょう。

JDA―DAT活動紹介

平成23年3月11日に発生した東日本大震災を機に、災害が発生した時迅速に支援活動を行う機動性の高い管理栄養士・栄養士チームとして、「日本栄養士会災害 支援チーム(JDA-DAT)」が創設されています。

JDA-DATはどのようなときに活動するの?

日本国内外で大規模な地震、 台風等の自然災害(以下「災害」という。)が発生した場合に、迅速に被災地内の医療・福祉・行政栄養部門等と協力して緊急栄養補給物資等の支援を行います。

JDA-DATの活動内容を詳しく紹介すると・・・

1 被災地の医療・福祉・行政栄養部門と連携して情報の収集・伝達・共有化を行い、 緊急栄養補給物資の支援などを行います。

2 被災施設及び避難所等の責任者の許可のもと、被災者への栄養補給などの支援を行います。

3 個人の被災者に対して、直接栄養補給などの支援を行います。

4 対応の困難な被災者がいる場合は、医療機関に連絡を行うなど、必要な対応を行います。

5 移動・搬送手段、調製粉乳、栄養製品等の栄養補給食品の調達手段などについては、自ら確保して継続した活動を行います。

(日本栄養士会災害支援チーム活動マニュアルより一部抜粋)

日本栄養士会災害支援チーム活動マニュアル