栄養士のご紹介

溝渕 千里さん

溝渕 千里さん

所属:

勤務先:特別養護老人ホーム 好日苑   継続し続ける   昭和50年から栄養士として病院勤務(途中5年間は在宅栄養士として勤務)をしていましたが、平成17年より介護老人福祉施設に勤務することになりました。 入社当時は施設にとって大イベントである敬老会・クリスマス会・餅つき、お正月の行事食準備と栄養ケア・マネジメント、経口維持計画、療養食などのデーター集めや資料作りを同時に進めていかなくてはならず、病院勤務で築き上げてきた内容と比較し、不足の部分ばかりが目につき焦りの気持ちでいっぱいでした。 高齢者施設では要介護の高い入所者や認知症高齢者に対する、栄養ケアプランを作成し、高齢者一人ひとりの身体状況にあった食事を提供し、食生活を支えることが重要とわかっていても、厨房内での人材不足・人材育成などの問題を抱え、前に進めない状態でしたが、栄養士として、「どんなに栄養が考えられた食事でも食べていただけなければ無意味である。」「提供した食事が最後の食事になるかもしれない。」ということを心に留め食事提供を考えてきました。 施設に入社し取り組んできたことの中で、主食の摂取量が低下している方に、「軟飯でおはぎにして提供したところ摂取量の改善が見らeiyoushi-1601-3れた」利用者にとっての楽しみであるおやつとして「全国お取り寄せのお菓子」や利用者も一緒に参加できる「参加型おやつ」また、排泄を促すための取り組みや褥瘡改善のために栄養士の立場から支援できること等に取り組んできました。しかし結果は思うように出ない時もありますが、栄養士として必要な知識と技術の奥の深さを感じているからこそ、日々のルーチンワークに埋没することなく、現在もなお尽きない夢と目標に向かって改善改良ができないものかと、栄養士としての役割を果たしていきたいと願う気持ちは変わりません。 新卒で就職した当初は「いつ辞めようか」と思っていた仕事が、今では「これしかない」と思える、やりがいのある仕事に変わりました。同時に栄養の仕事を継続し続けたことで「行き方」を学んだように思います。 今後の目標の中に、デイサービス利用者様や地域の方に向けて、「食」を通して健康寿命を延ばす支援ができればと考えています。

eiyoushi-1601-2

(2016.1)