栄養士のご紹介

宮本和光さん

宮本和光さん

所属:

中間市保健センター(中間市健康増進課健康係)

d-gyousei1101-2病院に20年間勤務した後、異動で保健センターに着任して8年目になります。
当初は、病院では経験したことのない、乳幼児のミルクや離乳食の指導や妊婦に対する栄養指導など母子関係の業務は戸惑いながらの執務でした。
しかし、成人関係の業務に関しては病院での経験が大変役に立っています。
市町村の保健センターでは、生活習慣病の発症予防目的を主眼に置いて保健指導を行っていますが、住民の集団健診・個別健 診の結果からは、すぐに治療を開始しなければいけない人たちが多く見つかります。そういう人には受診勧奨をしますが、それぞれの病態に対する食事療法の指導を行う必要があるからです。
 このように保健センターでは主に母子と成人の栄養指導業務に携わっていますが、保健師や他の職種の人たちと一緒に執務するほかに、栄養士としての専門性を発揮できるよう独自の事業を計画・立案することができます。
県内のほとんどの保健センターでは栄養士は一人配置ですが、他の職種には出来ない、栄養士の専門性を発揮して、他の職種から認められる実績を積み重ねていくことが、今後増員するためには必要でしょう。
現在、わが国で実施されている「特定健診・特定保健指導」では、医師・保健師・看護師でも食事指導を行っても良いことになっています。もし、栄養士がその人たちと同じような指導を行っていたらその存在価値はありません。
また、言うまでもなく、食は人生の多くの部分を占めています。すなわち、栄養指導・食育は相手の生き方にまで関わることになります。
栄養指導を業とする私たち栄養士はどんな職域であれ、人を教育(導く)するという心構えで仕事に当たりたいものです。そのためには、知識や技術の習得だけでなく、人として成長(自己実現)する努力を怠らないようにしなければならないと考えています。