栄養士のご紹介

子どもたちの反応に、やりがいを感じます  久芳 智子さん 

子どもたちの反応に、やりがいを感じます  久芳 智子さん 

所属:

勤務先 福岡市立馬出小学校 

○栄養士になろうと思ったきっかけ

小学生の頃から料理が好きで、「栄養や調理のことを勉強して、食品に関わる仕事に就きたい。」と思い、大学に進学し、栄養士の資格をとりました。そして、現在の仕事を選んだきっかけは、大学3年生の時の小学校での給食実習です。調理の先生たちは衛生面はもちろん、野菜の切り方から煮え具合、味つけまで、常に子どもたちのことを考えて調理され、熱心な姿から多くのことを学びました。また、給食時間に行った食指導では、子どもたちが一生懸命話を聞いてくれて、指導後、「これから早起きして朝ごはんをきちんと食べるよ。」などと声をかけてきてくれる子もおり、やりがいがある仕事だと思ったからです。

○仕事内容

 栄養教諭の主な仕事内容は、①献立作成 ②衛生管理 ③食育の推進の3つで、③食育の推進について詳しくお話しします。ただ、私は今年度の4月に現在の馬出小学校に異動したばかりなので、馬出小学校だけでなく、前任校での取り組みも含めた内容です。

まず、子どもたちに対しては、給食時間に教室に行き、マナーやその日の給食に使われている食材の旬や栄養などについて話をしたり、偏食やアレルギーのある児童に声をかけたりしています。また、家庭科や総合的な学習の時間等で朝ごはんの大切さや韓国と日本の食文化、食生活を見直す内容の授業も行っています。

次に、保護者(家庭)に対しては、毎月の食育便りの発行や給食試食会での講話、料理講習会や親子みそ作り教室などを行っています。親子みそ作り教室では、10㎏の大豆を給食室で調理の先生にゆでてもらい、参加者は、JAとボランティアの方に教えてもらいながらゆでた大豆をつぶし、塩麹などを混ぜます。そして約半年後、みそが出来上がると、子どもから「家でみそ汁作ったよ。」「家庭科でみそ汁作る時、あのみそを使ったよ。」など聞くと、「やってよかったな。」と、やりがいを感じます。

○栄養士を目指している方々へ

 人との出会いを大切にしてほしいと思います。栄養士だけでなく、いろいろな職種の人との出会いです。私が仕事を進めていく際、JA、生産者、地域の方々などと連携し、いつも助けていただいています。他業種の方とつながるようになって、仕事の幅が広がったと思います。多くの人から学んだことは、いつか役に立つ時が来ます。人との出会いを大切にして、がんばってください。