栄養士のご紹介

千々和 佐奈さん

千々和 佐奈さん

所属:

勤務先:国家公務員共済組合連合会 浜の町病院

 

●栄養士になろうと思ったきっかけfamily_syokutaku
私が食に興味を持ったきっかけは母の影響です。
母はパートに働きに出ていたにも関わらず、いつも家族の食事に気を遣ってくれていました。「食事は大事」ということを聞きながら育ったので、毎日の食事が自分の身体を作っているという意識は自然と頭の中にありました。
大学で栄養学を学ぶようになり、食べるということは単なる栄養補給の手段ではなく、人がその人らしく生きていくために欠かせないことなのだと学び、病気で口から食べることが難しくなった患者さんに少しでも食べる喜びを感じてもらえるような仕事に関わりたいと思い、病院栄養士を選びました。
eiyoushi-1409-2●現在の仕事
私は大学を卒業後、現在勤務している浜の町病院に入職し、今4年目を迎えています。当院は、調理スタッフに栄養士・管理栄養士が多いのが特徴です。私も約3年間調理業務に携わり、厨房内の人の流れ、食材の流れ、調理方法、衛生管理などを学びました。現在は調理指示担当として、食数管理や病棟からの問い合わせに対応しています。また、個別対応の献立作成も行っており、今担当しているのはがん終末期の患者さんで、ベッドサイドに伺い、食欲がない中少しでも食べていただけるように、患者さんの嗜好に合うような献立作成を心がけています。
調理指示の仕事では、調理工程や人員に配慮し、調理スタッフが動きやすいような指示を出すようにしていますが、個別に対応する患者さんが増えてしまい、調理スタッフの負担が大きくなってしまうことがあります。「患者さんに一口でも食べてもらいたい」という気持ちと調理スタッフへの心遣いのバランスがとても難しいと感じています。
eiyoushi-1409-3●職場の仲間
同世代の多い職場なので仕事の相談がしやすく、また、休日には先輩・後輩・同期問わず皆で旅行をしたり、食事に行ったりしています。食べることが好きな人ばかりなので、おいしいお店を見つけたときには情報交換したりしています。
●今、思うこと
大学卒業後すぐに献立作成や栄養指導に携わっている同世代の管理栄養士と比べると、今の私は経験不足で、正直不安はありますが、調理現場で経験してきたことを活かして今後に繋げていきたいと思います。また、患者さんの「食べたい」という気持ちや「おいしかった」という感謝を調理スタッフにしっかり伝えて、栄養課全員で同じ意識を持って業務に取り組んでいけるような環境づくりも学んでいきたいと思います。