栄養士のご紹介

アレルギーっ子と家族のお助け隊!

アレルギーっ子と家族のお助け隊!

所属:

独立行政法人国立病院機構 福岡病院  藤田麻奈美さん(医療事業部)

 

最近は、様々な食物アレルギーが認められており、専門的知識・技術を持った栄養士の重要性が高まっています。福岡県唯一の『アレルギー疾患医療拠点病院』である国立病院機構福岡病院で、小児から成人まで幅広い年代の患者さんを対象に活躍している、藤田麻奈美さんをご紹介します。

 

アレルギーエデュケーター制度(PAE)をご存じですか?

 

PAEは日本小児臨床アレルギー学会が平成21年度から開始したアレルギー専門メディカルスタッフの認定制度です。対象者は、看護師・薬剤師・管理栄養士の資格を有し現在臨床現場で小児アレルギー疾患の診療に小児科医とともに関わっている者です。高度なアレルギー診療の知識と患者教育に必要な行動科学に基づいた指導技術を身につけたメディカルスタッフが、より良い医療の担い手として臨床現場で活躍するための認定制度です。

 

PAE取得のきっかけ

 

 当院は、福岡市南区にある病床数360床の免疫・アレルギーの基幹病院です。
 日々の業務で、多種目除去の献立作成・食物アレルギーの栄養指導(除去・解除指導)があります。また、毎年食物アレルギー教室・サマーキャンプ等もあり(令和2年度は中止)、アレルギー児やその家族と接する機会が多くあります。より専門的な知識を身に付け、患児・患者家族の役に立ちたいと思っていたところ、PAEの資格が管理栄養士にも広げられていることを知り、受験しようと決めました。資格認定までには基礎講習会・筆記試験・筆記試験合格者対象の講習会・症例報告レポート試験といくつかの壁がありました。しかし、講習会の内容は興味深く、楽しく学習し、資格を取得できました。
 PAEを取得してからは、院内の活動だけでなく、院外のPAE仲間とともに地域のアレルギー教室の開催や食物アレルギー児のための手帳の作成・その活動の発表等行っております。

 

今後に向けて

  当院は平成31年度より福岡県よりアレルギー疾患医療拠点病院として指定されたと同時に、院内にアレルギーセンターが位置付けられ、病院全体として福岡県のアレルギー疾患対策に取り組んでいます。そのため管理栄養士にもより高度な専門知識やスキルが求められていると感じております。今後さらに精進し、地域の皆様のアレルギー疾患対策にも携わっていきたいと思っています。