栄養士のご紹介

ひととまちの健康づくりをプロデュース!

ひととまちの健康づくりをプロデュース!

所属:

古賀市役所 予防健診課 健康づくり係 辰市 舞さん

 

人の一生涯に寄り添いたい

〝赤ちゃんから高齢者まで誰もが健康に生活するには、システムや環境づくりが必要〟。人の一生涯に寄り添って、栄養面から一次予防に携わりたいと思い、行政栄養士を選びました。現在、古賀市予防健診課の管理栄養士として、個人の健康をサポートする「ひとの健康づくり」と、市民のみなさんが健康に生活できる環境を整備する「まちの健康づくり」の両輪で栄養改善に取り組んでいます。世代や病気の有無など市民の状況はさまざまですが、それぞれの健康課題を把握し、「生活習慣病を予防する・悪化させない」対策を講じています。
 業務は、健康講座等の企画・実施をはじめ、食育ボランティア等の人材育成、学校への食育授業、市の食育推進の柱である「食育推進計画」の策定など多岐にわたります。とくに、子どもは一生の食の基盤を作る大切な時期であるため、保護者を巻きこみ、家庭の食生活を変えられるような工夫をしています。(離乳食教室、子どもクッキングなど)業務範囲が幅広いため、市役所内外問わずさまざまな分野の方や組織との連携が欠かせません。とくに心がけているのは、信頼関係を築くため、相手の思いや本音を引き出せるよう積極的にコミュニケーションをとること。困難な事例でも多くの方のお知恵を借りて乗り越えられたときは、非常に喜びを感じます。

 

健康に無関心な人に、楽しく食生活を改善してもらうには?

 

当市には「糖尿病が多い」「野菜摂取が少ない」という健康課題があります。その中でも、健康に無関心な人をいかに改善に導くかが重要なポイントです。そこで、健康に無関心な人でも「無意識に健康になれるしかけ」として、「野菜もりもり応援店事業」を実施しています。
 野菜をたくさん食べられるメニューがある市内の飲食店を「野菜もりもり応援店事業」を実施しています。「野菜もりもり応援店」として認定し、市民に積極的な利用をPRしています。お店で食事するだけで、気づけば野菜をたっぷり食べている…自分の意思に関係なく、無理なく食
生活の改善が可能です。
 今後も、おいしく楽しみながら健康になれるような「環境づくり」に努めたいと思います。古賀市に足を運ぶ機会があれば、ぜひ「野菜もりもり応援店」をご利用ください。

 

JDA-DATリーダーとして

 

近年、未曾有の災害が頻発している中、被災者の栄養管理の重要性はますます高まっています。万が一当市が被災した際、滞りなく対応できるようなスキルを身につけるため、日本栄養士会主催のJDA-DATリーダー育成研修を受講しました。被災地における現地調査や災害時の栄養管理等の知識・技術を学び、JDA-DATとしての活動(支援)はもちろん、行政栄養士としての活動(受援)の両側面から災害支援を学ぶことができました。
 また、この研修を受講後、県栄養士会のJDA-DATスタッフ養成講座において講師という形でお手伝いさせていただきました。まだまだ知識も経験も十分とはいえないため、引き続きスキルアップに努めたいと思います。

 

【今後の抱負】

 

一人の人間の食習慣を変えることの難しさを感じながら、人の一生涯にわたって一次予防に携わることができるのは、行政ならではの強みであり、大変やりがいを感じています。
 今後も、市民が自ら食習慣の改善に取り組めるようサポートする後押し役として、また、人や組織の架け橋として、微力ながら貢献できるよう日々精進したいと思います。