2013年7月号 Vol13・No.2

2013年07月12日栄養ふくおか

食品衛生について
公衆衛生事業部委員長 川口 朋子 (大牟田市保健所)

ムシ暑い季節になりました。食中毒は年中発生してますが、特にこの時期は注意したいので食品衛生について話題提供いたします。最近の話題としては平成23年に発生した腸管出血性大腸菌による食中毒事件を踏まえ、同年10月、生食用食肉について、食品衛生法に基づく規格基準が策定されました。牛レバーについても平成24年7月に生食用としての販売を禁止されました。
さらに平成24年に発生した浅漬を原因食品とする食中毒事件を踏まえ「漬物の衛生基準」が改定され、周知徹底を図られるよう指導されております。
また妊娠中にリステリア菌に感染すると、胎盤を通じて胎児にも感染し、流産・死産の原因になります。一般的にはリステリア菌が少量の場合は健康な人は発症しないと考えられていますが、妊娠中の人や、乳幼児、高齢者、基礎疾患のある方等は健康な人より感染しやすいとされています。この菌は低温や塩分濃度が10%でも増殖可能であること・酸に比較的強いという特徴をもっているため、ナチュラルチーズなどの乳製品・生ハムなどの食肉製品・魚卵やスモークサーモンなどの魚介類加工品などがリステリア菌に汚染された場合冷蔵保存中に菌が増殖して、加熱しないで食べた場合感染する危険性が高くなります。
感染する可能性のある食品には十分注意をしましょう!給食施設や食品関係の職場では十分に気をつけられていると思いますが、自分自身の体調管理のためにも、食中毒予防に心がけるようにしましょう。

 

■通常総会報告(広報部)
去る6月2日(日)に、平成25年度 公益社団法人福岡県栄養士会通常総会が行われ当日136名の出席があり、1214名の委任状をもって総会は成立しました。
suokai13-1第1号議案「平成24年度事業報告ならびに収支決算承認の件」では、冒頭に、大部会長より、公益社団法人として1年目を終えた振返りと、会員の皆様へのお礼を含めた挨拶があり、続いて各事業報告については、それぞれの事業担当者から報告されました。「県民の健康づくりの担い手となる人材育成」については、研修部の渡辺理事より主に研修事業に関する内容として、基幹研修事業である生涯学習、支部研修会、新人研修会についてと、拡充研修事業である各職域での研修会についての報告がありました。続いて、「健康な食生活のための県民の自律の支援」について県民支援部の石井副会長より、栄養ケア・ステーション事業やイベントにおける栄養相談事業、市民公開講座について報告があり、また、全体を通しての広報部の活動について、松岡副会長より研修会案内事業や栄養情報コミュニケーション事業の報告がありました。平成24年度収支決算について池本常任理事より、秀平監事により会計監査の報告があり、出席者と委任状による賛成多数で議決されました。
第1号議案について、有床診療所への管理栄養士配置義務化について今後どのように対応していくかという質問があり、大部会長と全国医療事業部企画副委員長である渡辺理事が状況を説明し、この機を十分に活かすよう対応していくと返答しました。

第2号議案「平成25年度事業計画ならびに収支予算報告の件」では、大部会長による事業計画の概要と、各事業担当者による事業概要の発表がありました。
全体を通しての質疑応答として、日栄と県栄養士会の会員数起算日の違いによる会費の支払いについて、職域による会員数の減について、栄養ケア・ステーションの今後の推進地域についてなど、たくさんの様々な内容があり、大変充実した総会となりました。

 

■平成25年度病院・医療関連職域管理栄養士・栄養士育成のための全国リーダー育成研修会参加報告

(医療事業部)

eifuku-1平成25年4月20日(土)・21日(日)両日、47都道府県代表者出席のもと、東京神保町の日本健康栄養会館で開催された。はじめに石川企画運営委員長から医療事業部への名称変更について説明された。昨年度末には医療事業部の会員数がプラスに転じたとの報告があった。平成25年度はさらなる会員増をめざし、組織力の強化を図り各種要望の実現にむけ団結していきたいと開会の挨拶をされた。議事の内容は次の通りであった。

1、平成24年度事業報告について
◆事業ワーキンググループ
「病栄協のしおり」が公益法人化に伴う職域名の変更に伴い「医療事業部のしおり」となり、今回は栄養指導、栄養管理を行う上での基本となる糖尿病・CKD・高血圧・動脈硬化のガイドラインを抜粋し1冊にまとめた。研修事業については、平成25年3月2日・3日軽井沢で開催された第32回食事療法学会は748名の参加者を集め盛況のうちに終了した。また、臨床栄養学術セミナーは「摂食・嚥下障害、在宅訪問栄養食事指導」をテーマに、スキルアップセミナーは「平成24年度診療報酬改定」をテーマに開催された。
◆組織ワーキンググループ
政策課題の実態調査が実施され診療報酬改定要望資料として活用すべく、とりまとめを行っていることのことであった。

2、平成25年度事業計画について
平成25年度は前年と同様に「チーム医療の一員として全ての患者の栄養管理を実現させよう」を
スローガンに事業を展開していくことが報告された。
◆事業ワーキンググループ
臨床栄養学術セミナーの企画開催について、テーマは「糖尿病食事療法最新情報について」、
スキルアップセミナーは11月16日・17日に東京で予定(糖尿病栄養指導スキルアップワーク)、
第33回食事療法学会は平成26年3月8日・9日長崎ブリックホールで開催予定。
◆組織ワーキンググループ
平成26年診療報酬改定に向けた政策課題として、病棟業務量調査を実施していること、日本摂食・嚥下リハビリテーション学会と共同で、摂食嚥下に関する調査および取り組み事例の症例作成が報告された。

3、特別講演 「ヘルスケア産業振興に向けた経済産業省の取り組み」
経済産業省商務情報政策局ヘルスケア産業課ヘルスケア産業研究官、仁賀健夫氏の講演が行われた。医療の中だけでなく医療を取り巻く関連産業における宅配などのヘルスケア事業の活用事例、モデル事業など積極的な関わりについて紹介があった。また、遺伝子を活用した保険外の予防サービスが着々と進められているとの話があり、我々の栄養食事指導も将来遺伝子情報に基づいた予防指導などが普及する可能性を示唆する興味深い内容であった。

会議報告
■平成25年度 第1回 理事会
平成25年4月20日(土曜日) 14:00~17:00 ナースプラザ第2研修室
協議事項
・平成25年度通常総会について
・平成24年度活動報告について
・平成24年度決算報告及び監査報告
・事業部報告(研修部、広報部)
・賛助会員承認について
報告事項
・栄養ふくおか7月号について
・日本糖尿病学会「食事療法に関するシンポジウム」報告
■平成25年度 第2回 理事会
平成25年5月1日(水曜日) 18:30~21:00 ナースプラザ第2研修室
協議事項
・平成24年度決算報告及び監査報告
・研修部会・研修案内
・会員承認について
報告事項
・平成24年度筑後地区新人研修会報告
・平成25年度総会役割について
■その他会議:会場:ナースプラザ
4/25研修部会議、4/25ホームページ委員会5/9広報部会議、5/16顕彰委員会
5/23拡大三役会、6/5広報部会議、6/11顕彰委員会、6/12拡大三役会、
6/18栄養ふくおか編集委員会
■支部・事業部
5/14 福祉事業部運営委員会 会場:ナースプラザ福岡 演習室
5/27 北九州支部運営委員会 会場:西小倉市民センター
6/14 学校健康教育事業部運営委員会 会場:福岡県吉塚合同庁舎
6/15 筑後支部運営委員会 会場:えーるピア久留米
6/20 筑豊支部企画運営委員会 会場:方城療育園
6/21 福祉事業部運営委員会 会場:ナースプラザ福岡 演習室 

 

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